「ぎふモーニング紀行」で取材したかったお店(小西)
こんにちは!
「ぎふモーニング紀行」のディレクターを担当している小西佳子です。
日々、「次はどのお店を訪れよう」と考えています。
そんな中で、
来年の初夏に取材しようと勝手に考えていたお店がありました。
岐阜市の「喫茶ブラウン」です。
今から13年ほど前、
私は「長良川情報局」という情報バラエティー番組で様々なコーナーを担当しており、
その1つに「純喫茶探訪」がありました。
純喫茶を巡り、その魅力を広める活動をされていた「トキメキ純喫茶団」の皆さんと、
県内の純喫茶を訪れるコーナーでした。
「純喫茶探訪」で訪れたお店の一つが「喫茶ブラウン」です。
内装がとても素敵なお店で、スパイスがたっぷり効いたカレーがとても美味しくて、印象的なお店の一つでした。
内装だけではありません!
こちらのお店は5~6月になると、バラがとってもキレイに咲くんです。
だから、バラの時期に今度は「ぎふモーニング紀行」で取材したいと思っていました。
喫茶ブラウンの前の道は車でよく通るので、通るたびにその事を考えていました。
そんなある日、お店の前を通ったら、こんな貼り紙を目にしました。
閉店のお知らせです。
しまった。
遅かった…と思いました。
ぎふモーニング紀行での取材は叶わなかったけれど、
せめて閉店前にマスターとママさんに会いに行きたいと思い、
先日、トキメキ純喫茶団の皆さんと喫茶ブラウンに行ってきました。
13年前と変わらない、本当に素敵な内装。
ヨーロッパのビアホールをイメージして作られたそうです。
大好きなデザインのこの照明も、キレイなまま。
床もピカピカ。
この床のタイルは、クリンカータイルというもので、とても貴重なんですよ!
喫茶ブラウンは、内装も外装も創業当時から変わっていません。
それなのになぜこんなにピカピカなのか?
それは、ママさんが毎日丁寧にお掃除されているからなんです。
13年前の放送で
「ママさんは掃除が大好きで、ママさんのおかげでお店がキレイに保たれているんだ」
と笑顔で語ってくださったマスター。
先日お店にお伺いした時にはお亡くなりになっていて、お会いすることは叶いませんでした。
何故もっと早くお店に行かなかったんだろうと激しく後悔しました。
ママさんお一人でお店を続けていくのは難しく、閉店を決意されたそうです。
マスターにお会いできなかったのは本当に残念ですが、
閉店前に、トキメキ純喫茶団の皆さんとお店を訪れてママさんにお会いできて良かったです。
改めて、取材で出会った人やお店との出会いはかけがえのないもので、
会いたい、行きたいと思った時にすぐ行動しなくてはと身に染みて感じました。
これからも、その時の出会いを大切に日々の取材などしていきたいです。
喫茶ブラウンを「ぎふモーニング紀行」で取材することは叶いませんでしたが、
これからも魅力的なモーニングをご紹介していきます!
早速15日(水)から新しいお店の放送が始まります。
今回のお店は常連さんに愛される北方町の喫茶店です!
沢山の常連さんがインタビューに答えてくださいました。
素敵な方ばかりで、
私も常連の皆さんとモーニングタイムをご一緒できて幸せでした。
初回放送は10月15日(水)のエリアトピックスLive(午前7:15~8:15放送)です!
https://www.ccn-catv.co.jp/ch/lineup/morning-kiko/index.php
是非ご覧ください♪
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